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ありのままに

生きてりゃ「世界って最高!」って思える日もあるし、

 

どうしても「世界って最低!」って思う日もある。

 

 

 

全てを味わい、ひたひたと慈しんでいければ、

 

それでいいんじゃないかなって思う。

 

 

 

最近思うのは、みんな自分に課してるハードルが高いんだよねえ。

 

すごい。向上、成長、発展、克服。

 

 

 

ただねえ。人生におけるあらゆるものを、コントロールしようとしすぎ。

 

まるで近代西欧の考え方だ。

 

自然とは克服すべき、征服すべき対象。

 

自然林を切り倒して、人工林を植樹する的な。

 

ひいては我が心さえも克服すべき対象とする。

 

 

 

でもね、心やあなたという存在は、そんなに簡単じゃないよ。

 

大自然なんだ。理性や精神や技術で果たして完全にそう太刀打ちできるかな。

 

 

 

良寛和尚だったっけ。思いだすよね。こういう話すると。

 

災難に遭う時節には災難に遭うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候

 

(↑ググった)

 

 

 

そこまでいかなくてもね、日本庭園つくるときみたいに心のありのままを生かせればいいよね。

 

心にでこぼこあっても、枯れてるとこあっても、苔がむしてるとこあっても。生活とかあり方を、その有り様に合わせて暮らすっていうのが、粋なもんだなと思う。

 

ありのままに。